ミニバスで、飛んできたボールを反射的にこぶしでたたいてしまった場面。「手で触っているのだからセーフ?」と思うかもしれませんが、バスケットボールではこぶしでボールをたたくことは認められていません。
結論からいうと、故意にこぶしでボールをたたくとバイオレーションです。相手チームのスローインで再開します。キックボールと似ていますが、「偶然足に当たっただけ」は反則ではないのに対し、こぶしで意図的にプレーすることは認められていません。
| プレー | 基本の判定 |
|---|---|
| 開いた手でボールをたたく | 通常のプレーとして認められる |
| 故意にこぶしでボールをたたく | バイオレーション |
| 故意に足・脚でボールを止める | バイオレーション |
| 偶然、足・脚にボールが当たる | 原則バイオレーションではない |
ボールは手で扱うが「こぶし」は別
JBA競技規則の第13条では、ゲーム中のボールは片手または両手で扱う一方、故意に頭・拳・脚・足を使ってボールにプレーすることはバイオレーションとされています。
つまり、「手の一部だからこぶしでもよい」ではありません。パスをカットするときやルーズボールに届かせたいときも、握ったこぶしで意図的に打つのは反則です。
反則後は相手チームのスローイン
こぶしでボールをたたくバイオレーションが宣せられると、原則として違反が起きた場所に最も近い位置から相手チームのスローインで再開します。バックボードの真後ろからは再開しません。
個人ファウルとして1つ加算される反則ではなく、ボールの扱い方に関するバイオレーションです。
キックボールとの共通点と違い
故意に足や脚でボールを蹴る・止めることも同じ第13条のバイオレーションです。
ただし、足や脚は偶然ボールが当たっただけなら反則ではありません。「ボールが足に当たった=全部キックボール」ではない点が重要です。
キックボールの基本は、ミニバスのキックボールとは?でも整理しています。
開いた手でたたくのは通常のプレー
ディフェンスがパスをカットするとき、開いた手でボールをはじくのは通常のプレーです。ドリブル、パス、タップなども手で行う正当なボールプレーに含まれます。
判定の分かれ目は、単に「強くたたいたか」ではなく、こぶしでボールにプレーしたかどうかです。
ショットクロックは状況で変わる
守備側のバイオレーションでスローインになる場合、ショットクロックはボールの位置と残り時間によって、そのまま継続したり14秒にリセットされたりします。
そのため、審判が「こぶしのバイオレーション」を宣したあとに時計の数字が変わることがあります。反則そのものと、再開時のショットクロック調整は分けて見ると理解しやすくなります。
観戦するときは3点を見る
- 開いた手か、握ったこぶしか
- 故意にボールへプレーしたか
- 反則後はどこからスローインになるか
まとめ|こぶしで意図的にボールをたたくとバイオレーション
- ボールは基本的に片手または両手で扱う
- 故意にこぶしでボールをたたくとバイオレーション
- 相手チームのスローインで再開する
- 個人ファウルではなくバイオレーション
- 故意のキックは反則だが、偶然足に当たっただけなら原則反則ではない

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