シュートが入った直後に審判が笛を吹き、得点も認められて、さらにフリースローを1本。ミニバス観戦でよく聞く「バスケットカウント」です。
でも、「ファウルされたら必ず1本?」「シュートが外れたら何本?」「ミニバスに3ポイントがないならどうなる?」と迷いやすいルールでもあります。
結論からいうと、シュートの動作中に守備側のファウルを受け、そのシュートが入れば得点を認め、基本的に追加のフリースロー1本が与えられます。シュートが入らなければ、そのショットが本来何点のショットだったかに応じてフリースローが与えられます。
| 場面 | 得点 | フリースロー |
|---|---|---|
| 2点シュート中にファウル→成功 | 2点 | 1本 |
| 2点シュート中にファウル→失敗 | 0点 | 2本 |
| 3点シュート中にファウル→成功 | 3点 | 1本 |
| 3点シュート中にファウル→失敗 | 0点 | 3本 |
ただし、通常のミニバスでは3ポイントルールを適用しないため、一般的なU12の試合では2点シュートの場面を中心に考えれば大丈夫です。全国大会など特別ルールを採用する大会では大会要項を確認します。
バスケットカウントは「入った得点+追加1本」
守備側の選手がシュート中の選手にパーソナルファウルをし、そのシュートが成功した場合、得点は取り消されずに認められます。
そのうえで、ファウルを受けた選手にフリースロー1本が与えられます。
たとえば2点シュートなら、
- シュート成功:2点
- 追加フリースロー成功:1点
- 合計:最大3点
このため実況などでは「アンドワン」と呼ばれることもあります。
シュートが外れたら、追加1本ではない
シュート中にファウルを受けても、シュートが入らなかった場合は「バスケットカウント」にはなりません。
2点シュートなら2本のフリースローが与えられます。
標準のミニバスでは3ポイントを適用しないため、通常は「入れば2点+1本、外れれば2本」と見る場面が多くなります。
フリースローラインの距離や、何本投げるかの基本は、ミニバスのフリースローラインは何m?距離・何本投げるかを2026規則で整理で詳しくまとめています。
ポイントは「シュートの動作中」だったか
ファウルが起きたあとにボールがリングへ入れば、いつでもバスケットカウントになるわけではありません。
審判は、ファウルされた瞬間に、その選手がショットの動作(アクトオブシューティング)に入っていたかを判断します。
すでにボールを持ってリングへ向けた一連のシュート動作を始めていれば、接触後も動作が続き、シュート成功が認められる場合があります。
一方、ファウルされたあとに新しくシュート動作を始めたのであれば、同じ扱いにはなりません。
ファウル後も「ひと続きの動作」ならショットが続くことがある
JBAの競技規則解説には、シュートの動作に入った選手がファウルを受け、ボールが一時的に手から離れても、コントロールを保ちながらひと続きの動作で得点した場合、得点を認めて1本のフリースローを与える例が示されています。
つまり、「接触した瞬間にボールが完全に手の中にあったか」だけで決まるのではなく、プレー全体としてシュートの一連動作が続いているかを見ます。
途中でパスしたら、ショットの動作とはみなされない
逆に、ファウルを受けたあとに選手が味方へパスした場合は、ショットの動作が続いているとは扱われません。
観戦時に「笛のあとにボールが入ったのに得点にならなかった」と感じるときは、ファウル時点でシュートの動作に入っていたかを確認すると理解しやすくなります。
通常のミニバスでは3ポイントを考えなくてよい
一般の5人制バスケットボールでは、3ポイントシュート中のファウルで外れれば3本、入れば3点+1本というケースがあります。
ただし、JBAが示す通常のミニバスケットボールでは3ポイントを適用しません。そのため、通常ルールのU12では、3ポイントラインの外から入っても3点ではなく2点です。
一方、全国ミニバスケットボール大会では特別競技ルールとして3ポイントラインを導入する場合があります。通常ルールと全国大会特別ルールの違いは、ミニバスに3ポイントはある?2026全国大会の特別ルールと通常ルールの違いで整理しています。
チームファウルのフリースローとは分けて考える
ミニバスには、ピリオド中のチームファウルが一定数に達したあと、シュート中ではないファウルでもフリースローが与えられる仕組みがあります。
これはバスケットカウントとは別です。
| ケース | 考え方 |
|---|---|
| シュート中のファウル | シュート成功・失敗に応じてFT本数が決まる |
| チームファウルによるFT | シュート中でなくてもチームファウル数などの条件でFT |
| テクニカルファウル | 通常のパーソナルファウルとは別の罰則 |
| アンスポ | 通常のパーソナルファウルとは別の罰則と再開方法 |
ファウル全体の基本は、ミニバスのファウルルール2026|5回でどうなる?チームファウルとフリースローを観戦目線でも参考にしてください。
オフェンス側のファウルは同じ考え方ではない
バスケットカウントでよく見るのは、シュートする攻撃側選手が守備側からファウルを受ける場面です。
一方、シュートする選手自身がチャージングなどのオフェンスファウルをした場合は、守備側のファウルを受けたケースとは別に判定されます。
チャージングとブロッキングの違いは、ミニバスのチャージングとブロッキングの違いは?ノーチャージ半円も2026規則で整理で確認できます。
観戦するときは3点を見る
- 誰にファウルがあったか:シュートしている攻撃側が守備側から受けたか
- ファウル時にシュート動作中だったか:ひと続きのショット動作に入っていたか
- シュートが入ったか:入れば得点+1本、外れればショット価値に応じたFT
この3点を見ると、「なぜ得点が認められてさらにフリースローなのか」が分かりやすくなります。
まとめ|入れば得点+1本、外れれば通常は2本
- シュート中に守備側からファウルを受け、シュート成功なら得点を認める
- 成功した場合は基本的に追加フリースロー1本
- 2点シュートが外れた場合は2本のフリースロー
- 通常のミニバスでは3ポイントを適用しない
- 全国大会など特別ルールでは大会要項を確認する
- ファウル時に「ショットの動作中」だったかが重要
- チームファウル、テクニカル、アンスポとは分けて考える
バスケットカウントは、得点とファウルが同時に記録されるため最初は複雑に見えます。まずは「シュート中だったか」「入ったか」の2点から見ると、ミニバス観戦がかなり分かりやすくなります。

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