ミニバスでシュートが入った後、スローインする選手がエンドライン沿いに歩いたり、同じエンドラインの外にいる味方へボールを渡したりすることがあります。これは反則ではないのでしょうか。
結論からいうと、ゴールまたは最後のフリースロー成功後のエンドラインスローインでは、スローインするチームの選手はエンドライン沿いに位置を変えられ、エンドライン外にいる味方へボールをパスすることもできます。
| スローインの場面 | 動ける範囲 |
|---|---|
| 相手のゴール成功後 | 自陣エンドラインの任意の位置へ動ける |
| 最後のフリースロー成功後 | 自陣エンドラインの任意の位置へ動ける |
| エンドライン外の味方へパス | できる |
| 通常の指定位置からのスローイン | 原則、指定位置から横へ1mを超えて移動できない |
得点後はエンドラインの好きな位置から入れられる
JBA競技規則第17条では、ゴールまたは最後のフリースローが成功した後、得点されたチームのプレーヤーは、そのバスケット後方のエンドラインの任意の位置のアウトオブバウンズからスローインできると定めています。
そのため、ボールを拾った位置から少し横へ移動しても、それだけでバイオレーションにはなりません。
エンドライン外の味方へボールを渡してもいい
得点後のスローインでは、スローインする選手がエンドライン側のアウトオブバウンズにいる味方へボールをパスすることも認められています。
たとえば、相手のプレスを見て、エンドラインの外で味方同士が位置を変えながら入れる選手を変えることができます。
5秒は最初にボールを持ったときから数える
エンドライン外で味方同士がボールを渡せるからといって、5秒をリセットできるわけではありません。
5秒は、そのチームのプレーヤーが最初にエンドラインのアウトオブバウンズでボールを持つ、またはボールを与えられたときから数えます。
タイムアウト後でも得点後なら同じ扱い
ゴールまたは最後のフリースロー成功後、タイムアウトなどでプレーが中断し、その後審判からスローインのボールを渡された場合でも、この「エンドラインの任意の位置から入れられる」規定は適用されます。
普通のスローインでは自由に歩けない
ファウルやバイオレーション後など、審判に指定された場所から行う通常のスローインは別です。
スローインする選手は、ボールを手放す前に審判から指定された位置からライン沿いに1mを超えて移動してはいけません。後方へ下がれるスペースがある場合は、ラインから直角方向へ下がることはできます。
ミニバスのアウトオブバウンズとは?ラインを踏んだら?どっちのボールかを2026規則で整理でスローインの基本も確認できます。
スローインする選手自身はコートへ足を入れない
得点後にエンドライン沿いを動ける場合でも、ボールを手放す前にコート内へ足を踏み入れてはいけません。
「横へ自由に動ける」と「境界線を越えてよい」は別です。
後半開始のアローによるスローインとは別
第2クォーター以降の開始やジャンプボールシチュエーションでは、ポゼッションアローによる指定位置からのスローインです。
ミニバスの後半はどっちボール?ポゼッションアローはハーフタイムで反転する?2026規則と区別してください。
観戦するときは3点を見る
- 直前がゴール・最後のフリースロー成功か
- 5秒が最初のボール保持から続いているか
- 通常の指定位置スローインと混同していないか
まとめ|得点後だけはエンドライン沿いに動ける
- ゴール成功後はエンドラインの任意の位置からスローインできる
- エンドライン外の味方へボールをパスしてもよい
- 5秒は最初のプレーヤーがボールを持った時点から継続
- タイムアウト後でも得点後の権利は維持される
- 通常の指定位置スローインは横へ自由には動けない

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