ミニバスの試合会場へ行くと、「この体育館、いつものコートより少し狭い?」と感じることがあります。一般のバスケットボールは28m×15mと聞いたことがある一方で、ミニバスは何mが正式なのか迷う保護者もいるでしょう。
2026年のJBAミニバスケットボール競技規則では、コートの大きさは縦28m〜22m、横15m〜12mです。つまり、ミニバスは28m×15mに固定されているわけではありません。
さらに、ミニバスでは大会主催者の考えによりコート規格を変更できると補足されています。体育館や大会によって少し大きさが違って見えるのは、必ずしも間違いではありません。
| 項目 | 2026年ミニバス規則 |
|---|---|
| コートの縦 | 22m〜28m |
| コートの横 | 12m〜15m |
| 測る位置 | 境界線の内側 |
| ライン幅 | 5cm |
| 大会ごとの変更 | 主催者の考えにより変更可能 |
ミニバスのコートは縦22〜28m・横12〜15m
JBAの「2026 ミニバスケットボール競技規則」第2条では、コートは障害物のない水平で硬い表面とし、大きさは境界線の内側から測って縦28m〜22m、横15m〜12mと定めています。
一般的なバスケットボールでは28m×15mが基準ですが、ミニバスはそこから小さいサイズまで幅を持たせています。
そのため、「ミニバスの正式なコートは何m?」への答えは、ひとつの数字ではなく縦22〜28m・横12〜15mの範囲と考えるのが正確です。
なぜ28m×15mに固定されていない?
ミニバスは小学生を対象とするU12カテゴリーです。競技規則では、一般バスケと異なるコート・用具・競技時間などのルールが設けられています。
また、学校体育館や地域施設にはさまざまな広さがあります。JBA規則には、ミニバスでは大会主催者の考えによりコート規格を変更できるという補足があります。
つまり、「28m×15mでなければ公式戦ができない」と一律に考える必要はありません。参加する大会が採用するコートや大会要項を確認するのが確実です。
一般バスケとの一番大きな違いは「サイズに幅がある」こと
| 項目 | ミニバス | 一般バスケ |
|---|---|---|
| コートサイズ | 縦22〜28m×横12〜15m | 28m×15m |
| スリーポイントライン | 通常規則では適用しない | あり |
| ノーチャージセミサークル | 適用しない | あり |
| バックコート・フロントコート規定 | 適用しない | 適用する |
コートの大きさだけでなく、ラインやエリアの扱いも一般バスケとは一部異なります。
特に、一般バスケ経験のある保護者は「センターラインがあるならバックコートの反則もある」と思いやすいですが、ミニバスではフロントコート・バックコートに関する規定を適用しません。
コートの大きさはラインの内側から測る
コートサイズを考えるときに意外と見落としやすいのが、どこからどこまで測るかです。
2026競技規則では、コートの大きさは境界線の内側から測ります。サイドラインやエンドラインそのものはコート内には含まれません。
このため、ライン際で選手が線を踏んだ場合のアウトオブバウンズ判定でも、境界線が「コートの外」であることが基準になります。
ラインの幅はすべて5cm
JBA規則では、コート上のすべてのラインは幅5cmと定められています。色は白、またはコートや制限区域に対してはっきり見える対照的な1色を使います。
エンドラインはコートの短い側、サイドラインは長い側の境界線です。センターラインは両エンドラインと平行に、両サイドラインの中央を結ぶように引かれます。
ただし、ミニバスではセンターラインがあっても、一般バスケのような8秒ルールやバックコートへボールを返すことに関する規定は適用しません。
3ポイントラインは通常のミニバスでは使わない
2026年の通常のミニバス競技規則では、スリーポイントラインとスリーポイントエリアに関する規定を適用しません。
体育館の床に一般バスケ用の3ポイントラインが描かれていても、通常のミニバスの試合ではその線を得点判定に使わないのが基本です。
一方、2026年の全国ミニバスケットボール大会では、特別競技ルールとして一般サイズのコート、305cmのリング、6号球、3ポイントラインを採用しました。
これは全国ミニの特別ルールであり、U12カテゴリー全体が通常から同じ条件へ変更されたわけではありません。
2026全国ミニは「一般サイズのコート」を採用
2026年3月の第57回全国ミニでは、JBAが「コートの広さ」「リングの高さ」を一般サイズにした特別競技ルールを採用したと公式に案内しています。
大会概要でも、リング305cm・6号球・3ポイントライン導入とともに、コートサイズの詳細は大会ハンドブックで通知するとされています。
全国大会の映像を見て「最近のミニバスは全部28m×15mになった?」と思っても、通常のミニバス規則とは分けて考えてください。
体育館によってサイズが違って見えてもおかしくない
普段の練習場所と遠征先でコートの広さが違って見えることがあります。2026規則自体が22〜28m×12〜15mの幅を認めているため、同じミニバスでも会場によって感覚が変わることはあります。
- サイドラインまでの距離が近く感じる
- 速攻で走る距離が短く感じる
- ベンチや壁までの余白が違う
- 一般バスケ用ラインが重なっていて見え方が違う
子どもが「今日は狭く感じる」と言っても、それだけでコートがおかしいとは限りません。
親が大会前に確認するなら3点
- コート規格:通常のミニバス規則か、大会独自のサイズか
- 3ポイントライン:通常どおり非適用か、承認された特別ルールを採用するか
- リング・ボール:260cm・5号球か、全国ミニのような特別条件か
コートサイズだけを見るより、リング、ボール、3ポイントを一緒に確認すると、その大会が通常規則なのか特別ルールなのか分かりやすくなります。
まとめ|ミニバスは28×15m固定ではない
2026年のミニバスケットボール競技規則では、コートサイズは縦22〜28m・横12〜15mです。一般バスケの28m×15mだけが正解ではありません。
コートは境界線の内側から測り、ライン幅は5cm。さらにミニバスでは、大会主催者の考えによってコート規格を変更できるとされています。
親が覚えるなら、「ミニバスは22〜28m×12〜15m。会場や大会で違うことがある」で十分です。特別ルールの大会では、3ポイント、リング、ボールも合わせて確認しましょう。

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