ミニバスのスローインで、守備選手がラインの外へ手を伸ばしてボールを邪魔したら、すぐテクニカルファウルになるのでしょうか。
JBAの競技規則・インタープリテーションでは、スローイン中、スローインをする選手以外は体のどの部分も境界線を越えてはいけません。ただし処置は場面によって異なり、初回は警告、同様の行為を繰り返すとテクニカルファウルになるケースがあります。
| 場面 | 基本の考え方 |
|---|---|
| 守備選手が境界線を越えてスローインを妨害 | バイオレーション。初回は警告を伴う場合がある |
| 同じチームが同様の行為を繰り返す | テクニカルファウルの対象 |
| 第4Q・OT残り2:00以下で、審判が事前に警告シグナルを出したあと越える | テクニカルファウル |
| スローインする選手の手がライン上を越え、守備が手の中のボールを触る | 守備側が妨害しない責任を負う |
結論|守備は境界線を越えてスローインを邪魔できない
スローイン中、コート内にいる守備選手は、手・腕・足など体の一部を境界線の外へ出してスローインを妨害してはいけません。
特に、スローインする選手がまだボールを持っている段階で、守備選手がラインを越えてボールへ手を出す場面が該当します。
初回から必ずテクニカルになるわけではない
ここは観戦で誤解しやすいポイントです。守備選手が境界線を越えたら、どの時間帯でも必ず即テクニカルになるわけではありません。
JBAの公式インタープリテーションでは、審判が事前の「イリーガルバウンダリラインクロッシング」の警告シグナルを出していない場面では、まず笛を吹いて警告し、その警告をチーム全体へ適用する例が示されています。その後、同じチームが同様の行為を繰り返すとテクニカルファウルになります。
第4クォーター・延長の残り2分以下は特に注意
第4クォーターや各オーバータイムで残り2:00以下のスローインでは、審判がスローイン前に境界線を越えないよう警告シグナルを示す運用があります。
その警告後に守備選手がスローインを妨害するため境界線を越えると、テクニカルファウルの対象です。
スローインする選手の手がラインを越えたら?
スローイン動作では、ボールを持つ選手の手が境界線上を越え、ボール自体がコート側へ入ることがあります。
このとき、守備選手はまだスローインする選手の手の中にあるボールへ触れて妨害してはいけません。ボールがコート側へ出てきたから自由に奪ってよい、という意味ではありません。
警告はその選手だけではなくチームに適用される
公式解説では、境界線越えによる警告は当該選手だけでなくヘッドコーチにも伝えられ、その試合の残り時間中はチーム全体に適用されます。
そのため、別の守備選手が同じように境界線を越えて妨害しても「その選手は初めてだから警告だけ」とは限りません。
スローインする側の5秒・ラインのルールとは別
スローインでは、投げる側にも5秒や位置、ラインに関するルールがあります。守備側の境界線越えは、それらとは別の違反として考えます。
スローインする側の基本は、ミニバスのスローインはラインを踏んでいい?で整理しています。
観戦するときは3点を確認
- 守備選手の体が境界線を越えたか
- スローインを妨害する動きだったか
- 事前の警告や、同じチームへの警告がすでにあったか
まとめ|「ライン越え=即テクニカル」とは限らない
- 守備選手はスローイン中に体の一部を境界線の外へ出して妨害できない
- 初回は警告を伴う処置になるケースがある
- 同じチームが同様の行為を繰り返すとテクニカルファウルの対象
- 第4Q・OT残り2分以下では事前の警告シグナルにも注目
- スローインする選手の手の中にあるボールを直接触って妨害してはいけない

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